「あの人のお洋服素敵ね」と言われるより、「素敵な人ね」と言われるほうが嬉しいですね。雰囲気のある素敵な女性って、たたずまい、話し方、そして着ているもの、すべてがとりたてて高級とか華やかでもないのに、はっとさせられるものがあります。
現代、巷には様々な洋服があふれていて、よりどりみどりですが、オリジナルなものを身につけたいって思うおしゃれさんは少なくないと思います。
日本では、戦後既製品が少ないこともあって、1980年代頃までは洋裁教室がたくさんありました。私も通っていた一人ですが、今は教室はすっかり減ってしまいました。
原型から型紙をひいて、裁断、切りじつけ、仮縫い、補正、縫製・・・
このように、本格的な服作りは、気の遠くなるような工程がたくさんあります。
よほどこだわりがない限り、買ったほうがいい、って思いますよね。
そんな中で、今ブームになりつつあるのが ニット生地のソーイング。
伸縮性のある生地で縫うので、S,M,L,LL などの大まかなサイズの型紙で、ほとんど身に合ったものができます。ダーツを入れる必要もなく、しつけも仮縫いもいらないソーイング。とってもおすすめです!
そして、そのニット生地のソーイングに使うミシンが ロックミシン です。
ロックミシンの種類、用途、おすすめをご案内いたします。
ロックミシンの種類
・2本糸のロックミシン⇒ 布端がほつれないようにかがるだけのミシン
・1本針3本糸のロックミシン⇒ 直線縫いが1本とかがり縫い
・2本針4本糸のロックミシン⇒ 直線縫いが2本とかがり縫い
本格的にニット生地の洋服を縫う場合は2本針4本糸のロックミシンをお勧めします。
・カバーステッチミシン⇒裾や袖口などに使われます。表から見ると2本の平行線
おすすめのロックミシン
- 2本針4本糸のロックなら、ベビーロック社の「糸取物語wave」「衣縫人」
- 裾上げなどに使うカバーステッチなら、おなじくベビーロック社の「ふらっとろっく」又は、ジャノメのカバーステッチミシンも優れものです。
- ベビーロック社の「縫工房」は、2本針4本糸のロックミシンとカバーステッチが両方ついている多機能ミシンです。私も使ってますが、ロックミシンとカバーステッチを切り替える時、針の付け替えや糸のかけなおし、設定変更などの手間がかかるので面倒です。やはり、専用機をそれぞれ持つのがいいと思います。
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