洋裁教室に通っているころ、洋服を縫う糸の色を決めるのに、四苦八苦していました。
無地なら問題ないですが、柄物は何色の糸で縫うのか難しいですね。
ところが、最近は手作り市などで見かけるバッグや小物 の中に、糸色が合ってないものをたまに見かけます。
自分や家族が使う物を手作りしていた時代と違って、今は手作り品も容易に販売できるようになりましたので、商品として作るなら、布だけでなく「糸」にもしっかりこだわっていただきたいものです。。
そこで、縫い糸に関する情報を簡単にまとめました。
糸の種類
天然繊維→ 綿糸(同じ綿生地を縫うとなじみます)
絹糸(光沢があり、やわらかく、しなやかさがあります)
合成繊維 → ナイロン・ポリエステル糸(石油などから糸にしたものですが、強度もしなやかさもあります)
糸の太さ
一般的には「〇〇番」と、番手で呼ばれます。
番号が大きくなるほど細くなります。
通常 普通地の洋服を縫う時は60~80番、厚手デニムは20~30番、薄地を縫う時は90番のミシン糸が使われます。
手縫い糸は、まつり縫い用、穴かがり用など、専用の物が使いやすいです。
色だけでなく、生地に合う太さの糸を使うことで、ワンランク上の作品に仕上がります。
おすすめの糸は
ミシン糸で一般的なのは、シャッペスパンですが、
今私がミシン糸として使っているのは、主に 「ミロマルチ」という糸です。
ロックミシン糸としても使っています。
80番の細い糸ですが、ポリエステルで強度があり、光沢もありますので、高級な感じの作品に仕上がります。
又、ポリエステルの糸なのですべりがよく、ロックミシンの縫い目をほどくときに、針糸を抜きやすいです。
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